門徒さんが拾い集めた大住職の小話集|壽楽山・長生寺は、横浜市金沢区六浦にある浄土真宗本願寺派(西本願寺)のお寺です。

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門徒さんが拾い集めた大住職の小話集

大住職が話されたユーモア(駄洒落)を集めてみました。こんな面白い話も聞いて知ってるよ、という方はお知らせ下さい。
【第19話】平成23年 お盆
若者は、鶴を助けたお礼に反物を織ってもらいました。
若者が反物を織っている部屋を覗いたら、鶴は若者の財産を持って飛んで行った後でした。
助けた鳥は、鶴ではなく、鷺(詐欺)だったと、その時初めて気づきました。
【第18話】平成23年 お盆
木こりが、山奥の湖に斧を落としました。
女神様が出て来て、尋ねました。
「これは、あなたが落とした斧ですか?」
「オーノー」
【第17話】平成22年 秋のお彼岸
先日、敬老の日がありましたが、昔は、横浜市も色々なプレゼントをくれたんですが、
中田さんが市長になったあたりから、めっきり少なくなりました。
開けてみたら、中田、なかったー、プレゼントの中身が無かったーなんてね。
【第16話】平成22年 秋のお彼岸
今日は、夕方、雨が降るらしいんで濡れないようにしてくださいよ。
特に、前に座っている美女の方、ビジョビジョにならないように気を付けてくださいね。
【第15話】平成22年 お盆
「和尚さん、仏像と銅像がケンカしていますよ」
「放っておきなさい。ケンカにはならんよ」
「ぶつぞう」「どうぞう」なんちゃって。
【第14話】平成22年 お盆
ひき逃げ事件があって、警官が目撃者を捜していた。
「事件現場に近い、団子店のおやじは、絶対にひき逃げ犯人を知っている」
「おまわりさん、何で、そんなことが分かるのですか」
「あの団子店の名物は、みたらし団子だ。みたらし〜、見たらしい、犯人を見たらしい」
【第13話】平成17年 彼岸
「人は、誰でも最後は仏様になれるんです」
「私でも、なれるでしょうか」
「大丈夫、ほっとけ、仏、なんてね」
【第12話】平成17年 彼岸
「お参りに来られた方は、中日ファンが多い様ですな」
「私も、中日ファンです。良くわかりますね」
「今日は、お彼岸のお中日、なんちゃてね」
【第11話】平成17年 彼岸
「昨晩は暑くて寝れませんでしたよ」
「そんな時は、こう唱えなさい。
寝たいや、ねったいや、熱帯夜、なんてね」
【第10話】平成18年4月8日
「荒川選手は、何でなかなか金が取れなかったのでしょうか」
「それは、初めはどうでも良いと思っていたんじゃ。どうでも、銅でも・・・なんてね」
【第9話】平成18年4月8日
「住職、イナバウワーはどんなポーズをいうのでしょうか」
「イナバ物置というのを、御存じか。100人乗っても壊れないというコマーシャルをやっていたな」
「社員が屋根に登っているやつですね」
「あれがうけて、イナバ物置の社長は大喜び。思わず両手をあげてのけぞったんじゃ。イナバワー、それがイナバウワーの始まりじゃ」
【第8話】平成17年4月16日
お墓には家紋を掘らなければいけませんよ。家紋がないお墓なんかに誰も来ませんよ。
家紋、かもん、カモン、come on、なんてね。
【第7話】平成17年3月20日
お寺に外人さんが、お参りにみえたんです。
「オケハ、ココニカエセバイイノデスカ?」
「オーケー(桶)なんてね」
「たくさん置いてあって置け(桶)ないって、そんなこと言うんだったら、雨が降っても貸さ(傘)ないよ」
【第6話】平成17年2月6日
そこに上がっているザボンは檀家の人が持ってきてくれたんですが、熊本が名産だそうですね。熊本は海が近いんでうまく取らないと、コロコロと転がって「ザボーン」と落ちるんだそうです。
【第5話】平成17年2月6日
最近は、山梨などでも、西洋の梨のラ・フランスなどを作っているようですが、昔は、閑な人が作っていたんですよ。「ようなし、洋梨、用無し、なんてね」
【第4話】平成17年2月6日
2月に入りまして、枯れ木かと思っていた梅の木に花がちらほら咲き始めましたよ。この前も、犬が地面を掘っているんで、何を掘っているのかと、尻尾を持って引っ張ったんです。すると犬が言ったんですね。「放さんかじじい、はなさかじじい、花咲か爺い」
【第3話】平成17年1月22日
爪先で歩くときは、奥さんの後ろから歩かなければいけないよ。
「爪先、つまさき、妻先なんちゃってね」
逆に踵(かかと)で歩くときは、一緒に歩いても良いんだ。
「かかと、かかぁと・・・かかぁと一緒なんてね。」
【第2話】平成15年
住職、最近よく咳が出るんです。どうしたら良いんでしょうか?
5分くらいガマンすれば、すぐ止まりますよ。「関の五本松、ゴホン、五分待つ、なんてね。」
【第1話】平成15年
住職、私も、そろそろ、お墓を持ちたいのですが、お世話していただけないでしょうか。
「あなたも、そんな年になられたか。お墓のない人生は、ハカナイ(墓ない)。でも、あんまり急いじゃいけないよ。ボチボチ(墓地墓地)やりなさい。」

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